BTM式映画評#1 – 「ファイヤーウォール」(ネタバレ注意)

今日「ファイヤーウォール」という映画を見た。
なぜなら「ファイヤーウォール」というのは自分の専門と重なる部分があるからだ。

ちなみに「ファイヤーウォール」というのはインターネットから、ハッカーやクラッカー、ウイルスなどがパソコンなどのシステムに侵入するのを防御する役割を担ったセキュリティシステムのことだ。

この物語の主人公は銀行のセキュリティの専門家。
しかし彼は愛する家族を強盗団に人質にとられた。強盗団の要求は、彼が自ら創り上げた強固なセキュリティシステムを破ること。銀行の口座から1億ドルを強奪するよう脅迫されたのだ。

ここまで書くと、コンピュータを使った頭脳戦を思い浮かべるが実際そうでもなかった。コンピュータよりもストーリーの主人公がやはりメインであり、一般の視聴者からすれば受け入れやすい構成になっていた。

ネタバレになるが、最後は結局主人公と強盗団のリーダーとの殴り合いになる。アメリカ映画にはよくあるが、はっきり言ってこの展開はあまり面白くない。手垢がつけられた感がありすぎる。

唯一救いがあるとすれば、犬が可愛いことだ。

以上に書いたような内容なので、コンピュータの技術的な面を求めて映画を見るとがっかりするかもしれない。だが、安心して欲しい。この映画で面白いことは、よくある『大げさ』なコンピュータの画面がほとんど登場しないことだ。

映画でありがちなのは、妙に3D化されていたり、妙に大きな文字で「ERROR」と表示されたりする画面だが、この映画では驚くほどそれは少なかった。Windows XPの実際の画面が使用されているシーンが多かった。おそらくUnixだろうと思われる画面も何度か登場した。

ここで専門的なPCユーザーの諸君に見るポイントを一つだけ教えておこう。

映画中どこかでEtherealの画面のようなものが一度だけ登場する。
これだけでも、この映画の価値は十分だろう。

普通の映画としてみれば、5点満点中3点。
マニア度でみれば、5点中4点だ。

作品データ

製作年度:2006年
製作国・地域:アメリカ
上映時間:106分
監督:リチャード・ロンクレイン
脚本:ジョー・フォート
出演: ハリソン・フォード 、ポール・ベタニー 、ヴァージニア・マドセン 、メアリー・リン・ライスカブ 、ロバート・パトリック 、ロバート・フォスター 、アラン・アーキン 、カーリー・シュローダー 、ジミー・ベネット 、マシュー・カリー・ホームズ 、デヴィッド・ルイス 、ケット・タートン 、ヴィンス・ヴィーラフ 、ヴィンセント・ゲイル 、ケン・トレンブレット

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