Windows 8 RTMで遭遇した問題点

前の記事で触れたとおり、Windows 7 UltimateからWindows 8 Proへアップグレードインストールした。アップグレードインストール時、またはアップグレード後に遭遇した問題点を紹介したいと思う。

まだ1日しか使っておらず、内容には不正確な点があることを予めご了承願いたい。

アップグレードインストールには1時間~1時間半程度かかる

仕方ないけど、だいたいこれぐらいかかる。CPUはCore i7 860、メモリは16GB、ストレージはCrucial m4 SSDで、決して低くないスペックでこれである。SSDもCPUもあんまり忙しくなさそうなのだけれど。

ユーザーフォルダ内の一部のフォルダにシンボリックリンクまたはジャンクションを使用している場合、アップグレードインストールに失敗する

どのフォルダというのまでは特定していないが、ユーザーフォルダ(C:\Users\XXXXX)内で、ドキュメントやダウンロード等のフォルダをジャンクションを使用して、D:\内のフォルダを参照するようにしていた。このような構成でアップグレードインストールを行うと、アップグレードの最終段階(ユーザーデータの引き継ぎ)でエラーが発生し、インストール開始前の状態に復元されてしまった。

個人的には、この段階まで来たら復元までしなくても色々と解決策があるはずだと思うのだが……。

一旦それらのジャンクションを削除してからインストールをやりなすと、うまくインストールが完了した。

GigabyteのマザーボードでUSB3.0を有効にしていると、Hyper-Vインストール後にWindowsが起動しなくなる

GA-P55A-UD3Rを使用しているのだが、Hyper-VをインストールするとWindowsが起動しなくなった。
どうやらGigabyteのマザー固有の問題らしい。
http://support.microsoft.com/kb/2693144

いい加減リモートデスクトップはHigh DPI環境を考慮すべき

今使っているのは超高精細がウリのIBM T221という液晶画面。iPhoneのRetinaディスプレイ(300ppi)には負けるけれど、200ppi以上はある優れもの。
いつもは解像度を落として使っているのだけど、Windows 8ではHigh DPIサポートが幾分かマシになっていることを期待して試してみた。
結論から言うと、Windows 7よりはマシになっていると思う。High DPIをサポートしていないプログラム等はぼやけた感じになるのだけど、Windows 8では少しマシになっているように見える。(これはちゃんと比較したわけじゃないので、僕の目が悪くなっただけなのかもしれないが。

ただ、リモートデスクトップで他のホストに接続したとき、スケーリングするとか相手サーバーのDPI設定を変えるとかそういう配慮が一切ない。逆にWindows 8がサーバー側になるときもしかり。サーバーとクライアント側でDPI設定をネゴシエートして良い感じにしてくれるべきだし、それが出来ないなら、画面を単純に拡大するスケーリング機能を搭載するべきだ。しかし残念ながらWindows 8ではそうはなっていないようだ。

(スマートサイズ指定という設定はできるが、これは縮小しかできない)

ユーザーインターフェースが微妙

確かに悪くないのだが、何でもかんでも隠してしまうのはいかがなものか。
画面の隅にマウスを持っていけば何かが現れるなんてUIははっきり言っておかしい気がする。画面を見て想像ができないインターフェースだ。
Androidタブレットみたいに、常にホームボタン等を表示させておく的な方がずっとわかりやすい気がする。せめてスタートボタンを廃止しなかったらよかったのに。

ホットコーナーの使い勝手の悪さ

画面の角にマウスを持っていかないとメニュー等が出てこないってのが最悪。
Androidからサードパーティのアプリでリモートデスクトップ接続してみたら、右角タッチしても反応しないのなんの。
友人曰く、VMWareでも当たり判定厳しいっぽいし、MSなにやってるか分からないレベル。微妙を通り越して最悪レベル。
他の問題など慣れれば済むような部分もあるが、こればっかりは改善を要望したい。
と言ってもRTMでこれなのだから、改善はWindows 9になるだろうけれど。

x64のドライバにはinfファイルにも署名が必要

WinUSB使ってるドライバとか軒並みアウトっぽい。
よく分からないけれど、カーネルモードで動くわけじゃないから普通の安いコードサイニング証明書とかで署名したらいけるのだろうか。

Modern UI (Metro)上ではATOKが使えない

最新版のATOK(ATOKパスポート版)だが、使用不可状態となっている。

古いCPUに非対応

詳しくはこちらの記事に書いた。

縦書き表示の文字の向きがおかしい

Windows 8では、縦書きで「…」「‥」「―」などの文字の向きがおかしい。
どうもGDIのバグらしいので、アプリ側では対応できないという情報も。
詳細は不明だが、O’s Editorでも再現する。一太郎等でも起きるらしい。Wordでは起きないっぽい。
割と小説書きにとってはは致命的では?

縦書きで文字の向きが…
縦書きで文字の向きが…

参照:
Windows 8 でだけ縦書きの「…」「‥」「―」を誤って表示
GDIを使った縦書き処理がおかしい(Windows 8)

さいごに

ぱっと触った感じでは色々改良されている部分もある。少なくとも直ぐにWindows7に戻そうとはそれほど思わない程度には快適だ。
もしかしたらSP2ぐらいになれば色々熟れてくるのかも知れない。それまでの道のりが長そうであるが。

「Windows 8 RTMで遭遇した問題点」への3件のフィードバック

  1. 大変参考になりました。
    GIGABITEのマザーでインストールして、なんで起動しなくなるのか一週間ほどなやんでました。
    感謝しています。

  2. 貴重な情報に感謝です。
    私もGIGABITEのマザー使ってます。
    散々、悩まされました。
    hyper-v使いたいよー。
    どうにかならないのですかねー。
    GIGABITEさん!

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