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SUGOIBATTERY (リチウムタイプ) レビュー 

SUGOIBATTERY
SUGOIBATTERY

家庭内BCP(事業継続計画)プロジェクトの一環として(嘘)、超弩級バッテリーSUGOIBATTERYを購入しました。
使い道は色々考えていて、OPAP-JPや、某友の会のほうで使うことを考えています。というわけで簡単なレビューをば。

容量

さて、このバッテリー、スペック上は75,000mAh(3.7V換算)で、277Whの容量があります。12Vのシガーソケットで出力できるので汎用性があります。この手のバッテリーで重要なのはスペックよりも実測値なのですが、残念ながら計測するための計測器がないため感覚的な感じになりますがご了承を。

実験として、MacBookAir 11インチ (2011 Mid, Core i7モデル)をクルマDEチャージャー(15V出力設定)経由で接続して使用してみました。事前にワットモニタで確認したところ、普通に使用しているときの電力は20W前後、スリープ時は5W前後でした。使用用途はChromeでブラウジング、動画視聴等です。

22:00 給電開始
22:00~04:00 通常使用(電池86%開始、100%まで充電後はそのまま)
04:00~09:00 スリープ状態
09:00~10:00 通常使用
10:00 ここでバッテリーLEDが赤色に
10:00~11:00 通常使用
11:00 バッテリー切れ

というわけで、使用時間8時間、スリープ5時間という感じです。ここから使用した電力量をざっくり計算すると

20[W] * 8[h] + 5[W] * 5[h] = 185[Wh]

となります。
本当にざっくりですけどね。

クルマDEチャージャーの変換効率は不明ですが、80%として計算すると、

185[Wh] / 0.8 = 231.25[Wh]

ですので、損失分を含めると、このバッテリーで給電できる容量は230Wh程度ということになります。活入れとかをすればもう少し伸びるかも知れませんね。

感想等いろいろ

2.2kgもあるので、重いです。普段から持ち運びする用途には向かないと思われます。ただ、リチウムポリマーなので同容量の鉛蓄電池(10kg前後)に比べれば随分軽いので、そこら辺は問題ないでしょう。

Made in Chinaですが、国内設計のためか、頑丈そうな作りです。いうほどチャチではないですね。端子類もしっかり使えます。ただ、シガーソケットは若干経が広めのようで、クルマDEチャージャーのプラグはぐらつきます。ぐらついて接触不良になるので不便です。公式で販売している奴のほうが安心できそうです。

充電用ACアダプタは直付けタイプなのにごついので使い勝手が悪いです。しかも、振ったらカラカラ音が鳴るのは一体何でしょうかw充電しているときはACアダプタが若干熱を持つので、布団の下敷きとかになってしまうとヤバイかも知れません。

シガーソケットから出力される12V電圧は安定化されておらず、セル電圧をそのまま引っ張っているようです。公式の仕様表によると、12W~10Wの間で変動します。残容量が少なくなると電圧も小さくなるということですね。したがって機器の相性が発生します。たとえば、市販のACインバーターなどでは通常11Vを切ると低電圧保護回路が動作し電力をカットするか、警告音を出したりします。これも公式のACインバーターを使用する方が無難のようです。定電圧レギュレータを挟んでくれた方が使い勝手は良いでしょうね。

残量表示も「残量少」だけですので残量の様子見ながら使うということは単体では出来ません。まぁセル電圧が12Vラインに出ているので、電圧計があればすぐに分かりますが単体ではどうしようもなさそうです。あとは、充電中はLEDが消灯しているので充電中なのか、完了したのか分かりません。これはカイゼンを願いたいところです。(せめてACアダプタの方のLEDで判別できるようにするとか)

結論

  • 容量はスゴイ。
  • 使いやすさは期待してはいけない。
  • 明確な目的(ノートPCに給電する等)があるのであれば、SUGOIBATTERYよりもPower Pond ProやHyperJuiceあたりのほうが幸せになれるかも知れない。